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図書館戦争 小説

君に送る花

 ←・・・夢の中まで君が好き。 →・・・小さないたずら。
こんばんは、想です。

学校が忙しくて、そして疲れ切っていて放置状態ですいません。


そしてとうとうネタが尽きました。


というわけで、本日は別ものに走ります←え



こばと。以外の小説書いたことがないのですが、ちょっとチャレンジ・・・




今回のネタは、”図書館戦争”でございます。


堂上×郁が書ければいいのだけれど、まだそんなの書けないので今回はオール(?)で。




書いてる想が意味わかってないので、読まない方がよろしいかもしれないです。



これを読んでも想を嫌いになれないぜ、という優しい方だけどうぞ・・・




















「・・・どうした、お前。」
遅刻してきた郁を、説教モードで待っていた堂上が郁を見るなりモードを不審モードに切り替えた。
「なっ、んでもないです!すいませんでしたっ!」
理由を答えたくないのか、郁はきっちり90度腰を曲げた。



君に送る花



「ああ、そういうわけね。」
見回りでバディになった小牧に、今朝の遅刻の理由を話すと小牧は小さく笑った。
笑い上戸の小牧に言ってもこの程度で済んだ、と少しだけ安心する。
「絶対、堂上教官には言わないでくださいねっ!」
よほど聞かれたくないのか、普段はかなり大きい声を極限まで小さくして頼み込む。
「わかってるって。ま、いつかバレると思うけどね。」
でも今バレるのは嫌なんです!と普段の大きさの声で言ってしまった郁が慌てるのを見て小牧がまた笑う。
「あたし、堂上教官に怒られっぱなしで、でも・・・」
少しだけでも、喜んで欲しいんです。
隣で小さくなる郁を見て、小牧は少しだけいじめたくなった。
「あれだけ上官を怒らせられるのも才能だよ?クマ殺し二号さん。」
突然の小牧の攻撃に、郁はうつむくしかなかった。

「・・・で、今朝のあれはなんだったのか俺に説明できるか?」
仕事が終わってから、堂上にそう聞かれた。
いつもならなにがなんでも言わせようと責め立てる堂上だが、郁があまりにも情けない顔をしていて自然と気遣う言葉に変わる。
そう聞かれると、答えなくてはならない気持ちになって余計につらくなるのは口には出せないが。
「言えないって言っても、どうせ聞くんでしょう?」
仕事終わりすぐの会話なので、手塚もその場に残り話を聞いている。
ワケを知っている小牧だけが微笑みながら帰り支度をして、しかし話を最後まで聞くモードに入っている。
「そんなに言いたくないなら、せめてなんでお前が今朝・・・」


全身泥だらけだったのかだけでも説明しろ。

そこで小牧が軽く笑い出し、空気が和らいだ。
どうせ言わなきゃいけないなら、全部言ってしまえ。
小牧の目がそう言っているように見えて、郁は深く息をした。
「教官、ちょっとだけここに残っててください。」
郁はけんかの捨て台詞のように言い残して部屋を出た。
物が必要な説明なんですかね、と手塚がつぶやくと、堂上もわからん、とつぶやいた。

「・・っだから・・・たまたま柴崎が見つけて買ってきてくれて・・・でも増えちゃったんでみんなに配ろうと思って・・・そしたら全部持ったまま転んで・・・」
郁が人数分持ってきた鉢植えには小さな白い花。
それがなんなのか、わからない者は図書隊にはいない。
少なくとも、図書特殊部隊には。

「カミツレ、か。」
堂上がつぶやくと、言い訳のように郁が言った。
「でっかい鉢にすれば全部育てられると思ったんですけどっ、鉢置く場所がなくてっ・・!」
倒して部屋汚したら追い出すわよ、と柴崎に言われたことも含めて、困っていたのだ。
「だから俺たちに配ろうと思って植え替えて、こけたんだな。」
簡単に話をまとめた手塚がカミツレの鉢をひとつ手に取った。
「カミツレは特別な花だからな。もらってもいいなら、俺もらう。」
郁ははっとして手塚を見た。
「え、あんた・・・絶対いらないって言うと思ってた・・・」
だから、朝早く行って机に置いておこうと思っていたのに。
寝坊したうえ、こけてそれどころではなくなったのである。
「俺ももらうよ。綺麗に咲いたら、あの子にも見せてあげられるしね。」
小牧もそう言って鉢を持った。
あの子、というのが小牧の大事な毬江であることは明らかだ。

「あの・・堂上教官は・・・?」

一番、受け取って欲しかった、いや渡したかった相手に郁は訊ねる。
堂上はしばらく鉢を見つめていたが、少しして小さく咳払いした。
「・・・お前が泥だらけになって用意したものだろ。受け取らなきゃ花がかわいそうだ。」
郁を褒めるのかと思いきやの発言に、小牧が完全な上戸に入った。
「ちょ・・!あたしを褒めてくれるんじゃなかったんですかー!?泥だらけになって用意したんだから受け取るって言ってくださいよ!!」
郁がそう言いながら小牧の上戸を止める。
「小牧教官もっ!なんでそんなに笑うんですかっ!?あたしがバカにされたから!?」
花を渡すだけで必死になっていた郁は、渡せた途端に元に戻る。
だからこの場所は、楽しいんだけどな。
にぎやかな仲間を見つけて、手塚は思った。

「しっかし、お前でも育てられるんだな。カミツレ。」
堂上がそう言って、決まったように郁が返す。
「教官まで柴崎みたいなことをっ・・!」
「あんたに育てられる花なら教官や手塚なら完璧に育てられるわ、とでも言われた?」
横から小牧が言ったことばに聞き覚えがあった郁は、小牧にも言い返す。
「なんでわかるんですか!?さては聞いてたんですか!?」
そんなわけあるかよ、とつっこんだのは手塚である。

「あたしだって、図書隊にとって大事なカミツレくらい育てられます!ほかの花だって育てられるけど・・・カミツレだけは、絶対綺麗に育てられます!」

言いながら郁は、堂上の襟元で光るカミツレ模様を見つめる。
同じ模様がある小牧を見なかったのは無意識である。

ふと、頭に手が乗った。
「大事に育てる。お前は枯らすなよ。」
声を聞かなくても、堂上の手だということはわかっていた。
そして。

「お前はって・・!あたし限定なんですか!?」

特別な花を、一番渡したかった相手に渡せたことが嬉しくてたまらなかったことは絶対に秘密である。


のちに柴崎に、
「堂上教官に渡せてよかったわね」
と言われたことで、周りから見たらバレバレだったことに気づくことになるが。



あたしが一番、カミツレを送りたいのは。

自分より背の低い、誰よりも大きい背中のあなたなんです。













*****コメント*****

私もカミツレ育て始めたんです。
それで、郁も育ててるのかなとか思って。

やっぱ難しいな、図書館戦争の小説は・・・

批判があればどんどんどうぞ。

消しますので泣



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