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・・・泣かない。

・・・泣かない。

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「守る、もの?沖浦さん、なんか変っすよ?」
ヤクザが守るのは、プライドだけだ。
仲間を守る、なんて綺麗事は存在しない。

ニコニコ笑いながらこばとを部屋から連れてきて、和斗は言った。
「実は彼女、俺の大事な友人。俺はもうヤクザをやめてる。でも。」

親父とは一生、親子のままなんだよねぇ。

実は親子の縁を切っていることは言わない。

目の前の三人が、驚いたのか恐怖を感じたのか、逃げ腰になる。

「ゆ、友人?じゃあ、あの弁護士とも・・?」
震える声で聞いた男に、和斗は言い放った。
「もちろん、だ。」

ちょうどそのとき、激しくドアの開く音が響いた。

「こばとっ!」

こばとが一番求めていた声。
ずっと待ち続けた、この声に呼ばれることを。

呼び返したかったのだが、声がうまく出せない。
清和はその場に座り込んでしまったこばとに駆け寄り、頭に手を置く。
そして、男達を睨んだ。

「今は俺、弁護士としてじゃなく俺として言わせてもらう。今度俺の家族に手を出したら・・ただじゃおかねーからな。覚悟しておけ。」
そこいらのヤクザより怖い目つきで、一瞬こばともひるんだ。

だが、逃げていく男達が完全に見えなくなってから清和はさっきとはまったく違う目でこばとを見つめた。
「ごめん、遅くなって。けが、してないか?」
父親としてでも、弁護士としてでもない優しい目つき。
大事な人を、大事に想う目つき。
その目に見つめられた途端、視界が濁った。

「きっ・・よかずさっ・・。」
ずっとずっと、こらえていた涙がとうとう溢れた。
清和はこばとが苦しくない力加減で、抱きしめる。
「小春に聞いた。こばとは泣いてないって。よく頑張った。もう泣いていいから・・」

来てくれるって、信じてたから泣かなかった。
泣いたら、来てくれない気がしたから。
信じてるから、あなたを。

言いたかった言葉は、どれも口に出せない。
かわりに、溢れてくる涙が止まらない。
もう、大丈夫。
大好きな、大事な人がそばにいるから。



後日。

「あいつら、捕まったそうだ。」
家に帰るなり、ただいまより先に清和が言った。
明るい玄関に出てきたこばとと小春がいる。
それがなにより嬉しかった。
こばとは、おかえりなさい、と言いながら微笑んだ。
「よかったです。」
それだけ言って、ご飯にしましょう!と奥へ進む。


『弁護士さん、やめないでくださいね。』

こばとを救出した帰り、涙声でこばとはそう言った。
自分が弁護士だから、こばとがこんな目に遭った。
だからやめるつもりだった。

『私は、弁護士じゃなくても清和さんが好きです。清和さんだから、大好きです。』

でも・・・


清和さんが弁護士さんでいてくれるのが、私嬉しいんです。

たくさんの人を助けて、守ってあげるお仕事してる清和さん、すごくすごくかっこいいんです。


清和は正直、その日はまだ、複雑な気持ちだった。



『ママっ!パパっ!』
沖浦家で待っていた小春が、飛びついてきた。
普段はママと呼ばないのだが、今回ばかりは呼んでしまう事態だったらしい。
『ごめんなさい小春ちゃん。怖かったですよね。』
小春は泣きそうになりながら、首を振った。
『怖くなかったよ、ママがいてくれたもん。』
こばとは小春を強く抱きしめて、言った。
『私にも、パパがいてくれたから・・・怖くなかったですよ。』

清花は少し遅れて帰ってきた和斗に、おかえりなさい、といいながら抱きついた。
『もう、戻ってるわよね?』
和斗は当たり前のようにうなずいて、抱きしめた。
『通報したし、そのうち捕まるだろう。もう俺は俺だよ、清花。』
和斗はヤクザではない、夫としての微笑みを浮かべた。
清花はもう一度、おかえりなさい、とつぶやいた。



守るものがあるから強くなれる。

それは恋人であったり、家族であったり、知らない誰かのこともある。

泣かない強さをくれる、あなたがいるから。




私は、幸せです。













END











*****コメント*****

ぷっはー。
沖浦さん夫婦がお好きだと拍手くださった方、こんな夫婦でいいですか?←聞くな
清花さん男前だから、どーんと構えてますからね。
甘くするのが難しいですw

ヤクザさんについては、なーーーんにも知らない状況で書いてますので誤解のないように。
相変わらず始まりと終わりだけ考えてたので途中がカオス・・orz

もうひとつの長編も、来週あたりうpしますね~(たぶん)

(もう一度)
こばとちゃん、清花さん、お誕生日おめでとーww
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Re: 女子強し!

>(愛しの)ツン様w
  ↑だまらしゃい!w
いざというとき、女、母親はつよいんだぞとニイサンにお伝えしたくてw
泣いてばっかりいる感じのこばとちゃんでも、ちゃんとお母さんなんだって伝えたくて←
書いてみて思ったのは、小春ちゃんが強かったってことですね・・w
そこらへんは清和パパの血も入ってるかしらw

すくーるらいふ。は結構設定決まっているのでさくっと・・・こうさくっと・・・いけそうでいけないですねー汗)
想クオリティーでよければお楽しみに!

Re: タイトルなし

>ひまり様
コメントありがとうございます。
拍手コメントくださった方ですよね?

私だって、書いたのをあとで読んで、消したくなるクオリティーのお話もありますよ^^;
でも、失敗作だって私が生み出した作品なんだから、と割り切ってそのままにしてあります←ここだけポジティブw
ブログをやってらっしゃるのでしたら、是非書いてみてくださいw
好きなことをやるのは気持ちいいし、絶対上達しますw

そそそ、尊敬だなんて・・恥
妄想120%小説を愛してくださって、ありがとうございます。
これからもどうかよろしくお願いします。

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Re: ごぶさたしてます

>タチバナズーミン様
お返事が遅れまして申し訳ございません。
コメントありがとうございました。

小説いつも読んでいただいてありがとうございます。
私も訪問させていただいているのですが、なかなかコメントできないでいます。
申し訳ありません。
時間を見つけてまたコメントに伺いますね^^
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