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☆藤本×こばと

・・・手作りの味。

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捨てられた俺は知らないんだ。




手作りの料理の味を・・・。










・・・手作りの味。








こばとと再会し、しばらくたったある朝・・・。




めずらしく寝坊してあわてていた藤本が階段から落ちた。






連絡をうけたこばとはすぐに駆けつけるが、藤本は右手と右足を怪我していた。






6年前の春と同じ右手を。






「藤本さん!!」




藤本が診察を終えて待合室に戻ると、こばとが心配そうに駆け寄ってきた。




こばとは泣きそうなほどだった。




「大丈夫だ。だから心配するな。」




少しでもこばとを元気づけようと笑顔で言うが、こばとは笑顔にならない。






「私、お手伝いします!!させてください!!」






6年前と同じ・・・




頼んでもいないのに手伝おうとするこばと。




前だって、あんなに拒否して傷つけたのに・・・




それでもこばとは、自分を支えてくれる。




それがなにより嬉しい藤本だった。








「ご飯、なににしますか?私作りますから。」




こばとは、藤本を支えながらそう言った。




「・・作るって・・・できるのか?お前・・・」




藤本は昔こばとが作ったおかゆを想像して顔をゆがめる。




おかゆなのに紫色で、もはや食べ物とは言い難い代物だった。






「大丈夫です!!これがありますから!!」




拳を握ったこばとは、猛ダッシュでコンビニに駆け込み、数冊の本を買って出てきた。






「こばと、頑張ります!」








藤本のアパートに到着し、こばとはさっそく料理をはじめた。




メニューは王道、肉じゃがに決まった。






だいたいの材料がそろっていたため、簡単にできあがる・・・はずだったのだが。






「おい・・・煙でてるぞ。」




あやしいにおいをかぎつけた藤本が台所にかけつけると、白い煙が充満していた。




藤本はあわてて換気扇をつけ、口をふさぐ。






「・・俺が本読んで指示するから・・ほら、皿だせ。」




涙を浮かべて振り向いたこばとの顔には、なんだかいろいろなものがついていた。




「・・すみません・・・。」








2時間後・・・






ほとんど藤本が作った肉じゃがが完成した。




それでもこばとは嬉しそうに手を合わせた。




「これじゃあ、俺一人でも変わらない気がするんだが・・・」




しみじみとつぶやき、箸を持つ。






「いただきます!」




時間はかかったが、味はなかなかだった。




生まれ変わり、人間界の食べ物が食べられるようになったこばとにとって、藤本と食事をするのは初めてだった。




しかしふと気がついてみると、藤本は右手を怪我していて使えない。




必死に左手で箸を持ち、肉をつかんでいるがなかなかうまくいかない。






となると・・・






「藤本さん、私がやります!」




今度こそちゃんと役に立ちます、といいながら藤本の箸を奪い取り、肉をつまむ。




「はい、どうぞ!」






藤本は心の中で”どこの新婚だ”とつっこみながらも、これしかないと観念し、口を開けた。




こばとは感想を待つようにほほえんでいる。






「まぁまぁ、だな。」




少し照れながら、それでもほほえんで言った。






「・・・俺は・・・」




少しして、藤本がつぶやいた。




「俺は捨てられたから・・・親の作っためしの味を、覚えていない。だけど・・・」




こばとは少し悲しげな顔をして、藤本を見つめた。






こんな感じなんだろうな・・・。




家族とかいうものは・・・






暖かいな・・・






手作りの味って、いいもんだな・・・






















*****コメント*****




リクエストその2です!!




1ができあがってないのですが・・・




頑張ります!




とりあえず「あーん」は言わせませんでしたがどうでしょう??




どうせそのうち家族になるからいいだろ(なにが)的な感じです。




意味がよくわかりませんが・・・




感想をお願いします!!























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~ Comment ~

1 ■読みました!

 自分のリクエストで書いてもらえたのですね、ありがとうございます! すっごくうれしいです!

 そして、うらやましいです、藤本さんが!(笑)
 藤本さんの手料理をこばとちゃんが「あーん」って・・・むしろ私が食べに行きたいです!(無理)
 いや、ビンいっぱいにコンペイトウを集めたら行きたい場所に・・・・(行けません)

 などと、変なテンションになってしまうほど喜んでおります(笑)。
 こばとちゃんに癒される藤本さんが良いなぁ・・・と思いました。
 本当に、ありがとうございましたー!
  • #9 ひろにか@結構マイナーなアニメの二次小説も有り 
  • URL 
  • 2010.04/27 21:41 
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