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記念もの

・・・繋がる思い、番外編。

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小さな足音が、廊下を駆けている。
ドアを開け、目的の人物を見つけた目が輝く。
「こばと!髪の毛綺麗にして!」
呼ばれた母親とそっくりの・・小さな宝物。



・・・繋がる思い、番外編。


できるものかと拝見していると、やはり苦戦しながら、それでも自分自身でやるよりははるかに手つきはいい。
たまにからまってしまうのか、小さく悲鳴をあげる娘に必死に謝る姿もかわいい。
―とかいうのはノロケっていうのか?

「髪の毛伸びましたね小春ちゃん。」
発端は朝、ご飯の最中に髪の毛が入りそうだったのを見つけたこばとの一言だった。
小春は食べ終わるとすぐ鏡の前に走り、戻ってきた。
母親に似た髪質で、ふわふわだが髪の色は父親譲りのようだった。
こばとは家事をするとき、たまに髪をしばるようになった。
それを見ていた小春が、同じようにしばってほしいと思ったらしい。

「・・・お前、小春にちょんまげでも作る気か?」
公園などで見かける子どものように、頭の上でちょこんとしばりたいらしいのだが。
どうもうまくない。
「ううう・・・イメージはできてるんですけど・・・」
一度諦め、手を離して髪をとかし直す。

ふと、あの日を思い出し、清和は立ち上がった。

『これからもずっと、藤本さんがこの髪留めでこばとの髪とめてくださいね。』
髪を触られるのは特別、と知ったあの日。
ずっと、が結婚につながるかどうかはわからないが、それからすぐ結婚した。
生まれた娘はこばとそっくりで、たまにため息がでるほどだ。
(なぜかというのは、全国のお父さんの共通の悩みだろう)

実はあの髪留め。

二つ、買っておいた。


あの時点では結婚もしていなかったし、しても娘が生まれるかどうかなんてわからなかったが。
それを、使える日が来たのだと思った。

小春の前に、小箱を置く。
見覚えのあるらしいこばとが、小さく言う。
「これ・・・もしかして・・・」
丁寧に開けた小春は、出てきたものをみて目を輝かせた。
・・・まったく、こばとそっくりだな。
不機嫌になる清和を見上げ、なにも気にせず小春が聞いた。
「これくれるの!?パパ!」
立ち上がった勢いそのままに、小春が清和に抱きついた。
抱き寄せて、こばとと同じ髪質に優しく触れる。
「ああ、ママとお揃いだ。」
見れば、こばとも嬉しそうに笑っている。
これならさすがに止められるだろ、と言いながら小春をこばとの前に座らせる。
清和はさらにこばとの後ろのソファーに座る。

「教えてやるから、覚えろよ。」
言いながら小春の髪を持ち上げ、そっと溶かす。
必然的に後ろから抱きしめる形になったため、こばとの頬が染まっていく。
ついでのように思い出して、小春に聞こえないようにささやく。

「こっちもいい・・って、言ったよな?」
さらに赤面したこばとがかわいくて、しかし小春が振り向きかけたので慌てて小春の頭を二人で固定する。
「動くと引っ張って痛いから、ちょっと動くな。」
小春に、同時にこばとに言って、髪留めをとめる。
そして一度取って、こばとに手渡す。
「ほれ、やってみろ。」
こばとはうなずいて小春の髪に手を伸ばし―
思いついたようにポケットに手を入れ、同じデザインの髪留めを取り出した。
「・・・お前、ずっと持ってるのか?」
微笑んでうなずくこばとが、髪留めを差し出して言った。
「私が小春ちゃんのやりますから、清和さんは・・私に。」
見上げる顔が、火照って恥ずかしい。
こばとは清和が髪留めを受け取るなり前に向き直り、小春の髪をとかす。

そう、だよな。
ずっと、俺が触ってやるって約束だもんな。
持っててくれるくらい、大切にしてくれてるんだな・・・

約束をよく守る小春は、動くなと言われて必死にそれを続けていた。
だから、ちょっとだけいたずらしてみた。
髪をとかしては触り、触ってはとかす。
それを何度か繰り返し、やっととめた。

「おそろいおそろい!ありがとうパパ!大事にするね!」
ジャンプして喜ぶ小春が、急におとなしくなってこばとを見つめる。
「・・・でも、小春できないから・・・こばと、ずっと小春の髪とめてね!」
二人そろって固まった。
こばとは慌てたように笑ってうなずく。

なにも知らない小春は、再び鏡の前に走っていった。

「・・・言うことまで同じとか・・さすが親子だな。」
「清和さん、触りすぎです・・・」
若干違うことで固まっていたらしいこばとが、顔を赤くして上目遣いで抗議する。
清和は笑って、こばとの頬を引っ張る。
「ずっと触ってって言ったのは、お前だ。」
さっき以上に真っ赤になるこばとが、さらに抗議する。
「さ、触ってなんて言ってませんっ!!とめてくださいって言ったんです!」
清和はぽかぽか殴るこばとを抱きしめて、涙が出るほど笑った。


「・・・またイチャイチャしてる。」
こっそり戻ってきた小春が、ドアの隙間から漏らす。
近所の子が言っていたことは、間違っていないようだ。

”小春ちゃんのパパとママは、ラブラブなんだね。”










終わり










*****コメント*****

一生やってろバカップル!!てな話ですな。
ぶっちゃけこの話、番外編を先に思いついてて。
でも結婚前エピソードほしいなぁと思ってこうなりました。
裏を期待してた方(いないと思いますけど)ごめんなさい(?)
あと数ヶ月で・・・20歳になる(予定?)なので!
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Re: うっわ、きた!

>ツン様

お返事遅れて申し訳ありません。

もうあれです、こばとの髪留め買った時点で子ども出来るの予測してた兄さんです←
・・・さてはやりやがったな・・・笑
うちの藤本さんは極度のデレデレですからw

エロさ満点☆
普段から首とか触りまくってそうですからねw

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Re: NoTitle

>tsuyuri様

あけましておめでとうございます。
今年もコメント&ご愛読(?)よろしくお願いします!

抜け目ないですよ兄さんはw
男の子だけ生まれたらどうする気だったのかしらw
女の子生まれるまで・・頑張るのか!←ヲイ
買うときの店員さんですか・・そこまで考えてなかった!
でもきっと、恥ずかしさを隠して買ったので恐ろしい顔してたと思いますw

ちなみに、以前落書きで小春が大きくなってウエディングドレスのモデルに選ばれるってやつを書いてみたことがありますw
兄さん瀕死状態で、モデルだとわかってても夜な夜な泣いてる設定でしたw

バカップルは子どもから見てもバカップルなんですw
わかりやすいバカップルだからかわいくていいですよねw
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