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・・・すくーるらいふ。

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『藤本と付き合う方が、雅にとって幸せなんだと思って・・そうなると彼女が邪魔だから、それなら俺が・・って・・・』
『あたし・・藤本くんが好きって言ったら翔がヤキモチ妬いて、あたしとヨリ戻してくれると思って・・』

翔と雅は、お互いがお互いを大好きすぎてすれ違ってしまっていた。
大事なことを言えずに、お互いに傷つけあってしまった。
周りから見ても、彼らの想いは強いものだった。

そのせいか・・・



「・・・けが、してないか?」
なぜか二人きりになった静かな部屋で、藤本がそっとささやく。
こばとはびくっと肩を跳ねて、慌ててうなずいた。
「そ、か・・・」

こばとは小さな手をきゅっと胸の前で握り、うつむいている。
俺が、怒ってると思ってるのか?
そう聞こうと思ったが、言葉が出てこない。

自覚、してしまった。
無事であれと願いながら走り回るうちに気がついた、この感情。
ずっとずっと、自分の手の届く場所にいてほしい。
俺の隣に、いてほしい・・なんて。
誰かが隣にいることが煩わしくて面倒でずっと避けていた俺が。
こんな風に思うなんて。
まさか自分が、こんな感情でうろたえるなんて。
そんな自分にさらに混乱する。

「あ、あの・・ありがとうございました、助けてくれて・・私・・っあ、あれ・・・?」
こばとの言葉がとぎれ、ふと振り返るとこばとはぽろぽろと涙を流していた。
「なっ・・!?やっぱどっか・・けがっ・・!?」
慌てる藤本に、さらに慌ててこばとが首を振る。
「ちっ、違うんですっ・・!あっ・・安心・・してっ・・!」
よく見れば、小さく体が震えている。
ここに連れてこられて、なにをされるかわからない不安。
わからないからこその不安。
ずっと不安で、でも泣かないで耐えていたのだろう。

この涙を、止めてやりたい。
守ってやりたい。

俺が。


そう思ったときにはもう、目の前で震える体を抱きしめていた。
一瞬体を硬くしたこばと以上に、抱きしめている藤本自身が混乱する。
けれどすぐに安心したように力を抜いたこばとを見て、藤本はぎこちなく頭をなでた。
こばとが藤本の背に手を回し、しがみつく。
小さな手が、服をきゅっと引っ張った。
「・・もう、大丈夫だから・・。俺も、いる。」
俺が、と言いたくて言えなかった。
それでもこばとは、小さくうなずいて笑った。

このキモチが・・・


好き

誰かを守りたい。
誰かを想いたい。
誰かに・・好かれたい。

そんな想いを、抱いたことはなかった。
いや、抱いていたつもりだったが、あれはどうやら間違いのようだ。
好きになるということは、ただ手を繋げれば、隣にいられればいいなんてことじゃない。
自分と一緒にいないほうが幸せなら、それでいいと思えること。
自分と一緒にいてくれるなら、なにがなんでも守り泣かせないこと。
正直、そんな大きな想いはないかもしれない。

今はただ・・


自分の腕の中で泣き続けるこばとをとにかく守りたい。
ずっと笑っていてほしい。
「もう大丈夫だから、泣くな。」
心から、そう言った。


その後、タクシーで家に帰り着き、涙目の清花がこばとを抱きしめた。
「よかったぁ・・こばとちゃん、怖かったでしょう?」
メールである程度事情を話していたが、もちろんこれから詳しく話を、と思っていた。
しかし清花は
「無事ならそれでいいわ。今日は疲れたでしょこばとちゃん。そうだ、私の部屋で一緒に寝ましょうか!」
とうれしそうに提案し、こばともうれしそうにうなずいた。



その夜。
水を飲みに台所へ行ったこばとは、同じく水を飲みに来た藤本と遭遇した。
今日の出来事を思い出し、お互いとまどった。
意を決したように口を開いたのはこばとだった。









続く

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Re: あっちの方が、こっち以上に(笑)

>ツン様

毎度コメントありがとうございます^^

実際あんなカップルがいたんです、身近に←
イチャイチャしてたのにけんかしたら周り巻き込んで大変なことになって、最終的に別れたと思ったら再開してるし!みたいな。
翔と雅みたいにお互い想いあってけんかしてたわけじゃないみたいですがね・・・

やっと本命カポーに入れました笑
もう完璧な(萌え)設定があるので早めに仕上げて次行きます←あるんかい

私もこんな学生生活したかったです←
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