FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←(超個人的に)嬉しいおしらせ →・・・すくーるらいふ。~春風と友、そして~
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ★藤本
もくじ  3kaku_s_L.png ★こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ◇藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆和斗×清花
もくじ  3kaku_s_L.png ★いおりょぎ
もくじ  3kaku_s_L.png 藤本家
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png ・・・不思議。
もくじ  3kaku_s_L.png コメント返し
もくじ  3kaku_s_L.png 記念もの
もくじ  3kaku_s_L.png 裏?
もくじ  3kaku_s_L.png 図書館戦争
もくじ  3kaku_s_L.png 空飛ぶ広報室
  • 【(超個人的に)嬉しいおしらせ】へ
  • 【・・・すくーるらいふ。~春風と友、そして~】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

・・・すくーるらいふ。

・・・すくーるらいふ。~終わった恋がふたつ~

 ←(超個人的に)嬉しいおしらせ →・・・すくーるらいふ。~春風と友、そして~


こういう感じ、なんかいいなって思ったのはいつからだろう。
お互いに失恋したばっかりで、その相手同士がくっついたからこうなった。
って、思ってたんだけど。



彼は約束を、絶対に守る。
軽い口調の、聞き流してしまいそうな簡単な約束でも、絶対に。
”土日買い物でも行こう”という約束は当然のように守られた。
「あの・・・あたし我が儘言ってるよねぇ?ごめん・・・」
あのときはちょっと拗ねてみたかっただけで、放課後一緒にいられない代わりにデートを、と思ったわけではない。
それでもこうして、まぁいわゆるデートというやつをしてくれる彼は。

優しすぎる。

「え?なんで?まだなんにも要望聞いてないんだけど?」
ぽかんとした顔で首をかしげた彼は、本当にかわいい。
「だ、だって・・・放課後一緒にいられなかったくらいで・・・拗ねたりして・・・」
もしかして、ずっと一緒にいたいのはあたしだけ?と少し不安になった。
そこでようやく彼、堂元が意味を理解して笑った。
「俺だって、美真と一緒にいたいんだよ?デートは嫌い?」
くそう、絶対あたしのほうが言う羽目になる。
「嫌いなわけ・・ないでしょ。好き、なんだから。」
堂元は意外と攻めな性格で、嫌いなわけない理由まで言わないとあとあと面倒になる。
そして答える美真の理由が、好きだから、と毎回変わらないところも堂元にとってはかわいいところだった。

「ねぇ、崇はさ、こばとちゃんなんで好きになったの?」
まさかかわいいから、という返事が返ってくるとは思わないが、少し不安になる。
堂元は一瞬ためらった後、鈍いからかな、とつぶやいた。
「え、なにそれ。理由がわけわかんないよ。」
言うと堂元も、う~んとうなってから続けた。
「なんていうんだろ、周りから見ればバレバレなのに本人がまったく気づいてなくて・・・純粋な想いを言っちゃうし、まぁ素直っていえばそうなんだろうけどさ。」
聞いてからふ~ん、と納得する。
「なに?かわいいからとかだと思った?」
思っていたことを当てられて、美真はぽっと顔が赤くなる。
とっさに腕をつかんで顔を伏せるが、堂元はにやにやしながら言った。
「それだけが理由だったら、俺最低じゃない?美真が好きになれる男じゃないでしょ。」
そこまで当てるな!
言いたかったがうつむいた顔をあげられなかった。



付き合うか付き合わないか、決めかねていたころ。
まだ藤本へのキモチが消えきれていなかった美真に、堂元が言った一言が決定打になった。
『振られちゃったけど・・・あいつの幸せな姿、見られて嬉しいな。』
どこまでも優しい人なんだと感じた。
言いながら笑う横顔をしばらく見て、気がついた。

今度こそ、好きな人に似合う自分になりたいと。
そして、その相手がきっと堂元なのだと。

のちに聞いた話だと、堂元のほうはこばとが来る少し前、美真を気にしていたらしい。
―ずるい。
聞いた後、照れ隠し半分でそう言った美真に、堂元は聞いた。
―俺がそのとき告白してたら、付き合ってた?
言われてからはっとした。
堂元に告白されて、付き合えば藤本のことが好きでも失恋はしなかった。
隠したまま、いられたかもしれない。
でも。
―断ってた・・・かもしれない。

ちゃんと告白して、よかったと思えるようになったから。

言ってから恥ずかしそうにうつむいた美真に、横から堂元が抱きついた。
そういうところがかわいくていいんだよなぁ美真は!
恥ずかしいような嬉しいような言葉を言いながら、堂元は美真の頭をそっとなでた。



これからも、ずっと一緒にあいつらを見守っていこう。
二人で、一緒に。










*番外編次がラストです。
関連記事
スポンサーサイト
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ★藤本
もくじ  3kaku_s_L.png ★こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ◇藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆和斗×清花
もくじ  3kaku_s_L.png ★いおりょぎ
もくじ  3kaku_s_L.png 藤本家
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png ・・・不思議。
もくじ  3kaku_s_L.png コメント返し
もくじ  3kaku_s_L.png 記念もの
もくじ  3kaku_s_L.png 裏?
もくじ  3kaku_s_L.png 図書館戦争
もくじ  3kaku_s_L.png 空飛ぶ広報室
  • 【(超個人的に)嬉しいおしらせ】へ
  • 【・・・すくーるらいふ。~春風と友、そして~】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【(超個人的に)嬉しいおしらせ】へ
  • 【・・・すくーるらいふ。~春風と友、そして~】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。