FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←・・・それぞれの。~こばとver~ →・・・それぞれの。~麻子ver~
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ★藤本
もくじ  3kaku_s_L.png ★こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ◇藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆和斗×清花
もくじ  3kaku_s_L.png ★いおりょぎ
もくじ  3kaku_s_L.png 藤本家
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png ・・・不思議。
もくじ  3kaku_s_L.png コメント返し
もくじ  3kaku_s_L.png 記念もの
もくじ  3kaku_s_L.png 裏?
もくじ  3kaku_s_L.png 図書館戦争
もくじ  3kaku_s_L.png 空飛ぶ広報室
  • 【・・・それぞれの。~こばとver~】へ
  • 【・・・それぞれの。~麻子ver~】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

・・・それぞれの。

・・・それぞれの。~郁ver~

 ←・・・それぞれの。~こばとver~ →・・・それぞれの。~麻子ver~
期待しちゃいけません、駄目絶対←








「いいいいいいですってばっ・・!!!」
「アホ!そんな大声で叫ぶな!」
怒られてやっと黙った郁と、困ったような深いため息をついた堂上は交差点の真ん中で立ち止まっていたことに気付いて慌てて歩き出した。




・・・それぞれの。




なぜ交差点のど真ん中でそんな展開になったかといえば。

郁はずっと、ひらひらのワンピースがコンプレックスだった。
似合わない、似合うはずもないと避け続けていた。
それでも。
堂上の彼女、というポジションになってからそれはちょっとだけ変わり始めていた。

いつもと違うあたしは、喜んでもらえるのかな。

そう思いながら歩いていて、たまたま目に入ったものが真っ白のワンピースで。
まさか自分が着ている姿を想像できるはずもないが、輝いて見えた。
とはいえ、買う勇気もないのでそのまま通り過ぎようと・・・したのだが。

「?なんだ?」
思わず見とれて、立ち止まってしまったらしい。
繋いだ手から郁が立ち止まったことがわかったらしい堂上が振り返った。

うっわバカかあたし!

なんでもないと言ってから慌てて歩き出すが、郁の見とれたそれに堂上も気付いてしまったようだ。
しばらく見つめたあと、郁を見て、口を開こうとした。
それを止めるために無理矢理堂上を引っ張り、郁はまくし立てる。
「おおおお昼!!おなかすいたでしょっ・・!」
欲しいと思ってしまったことも、気付かれてしまったことも恥ずかしくてとにかく逃げたかった。
堂上は黙ってついてきてくれた。

お昼を食べながらなにか言われる覚悟はしていたが、堂上はなにも言わなかった。

やっぱり、あたしには似合わないって・・・思ったんだろうな。
欲しいなんて思わない、思わないようにしたいけど、だけど。

ちょっとくらい・・・なんか言って欲しいなんて我が儘かな。


今日は公休だが、夜柴崎と約束があるのでお昼を食べてしばらくブラブラしたら帰らなくてはならない。
観たいものがあったら映画でも、と思っていたが特に観たいものもなかったので、まぁ帰るかという流れになった。
のだが。

人の多い交差点で、歩く音、人の声でうるさい中それは聞こえた。


さっきの、買わないのか?


聞き間違いだと、誰か他人の言葉だと、そう思って少し前を歩く彼を見る。
あたし、あんなの似合わないんだもん、そんなこと言わないよ。
そう思っていたが、堂上は郁を見て、確実に郁に言っていた。

そして話は冒頭に戻る。




「・・・似合わないって、わかってるくせに。嫌がらせ?」
涙目になるのは、パニックの間に堂上がさっさと店に入ってしまったからだ。
「見たことないからわからん。」
正論だ。
ずっと避けてきて、着たことも欲しいと思ったこともない。

彼と出会うまでは。
出会ってからも、恋人という関係になるまで女の子らしさなんていらないと思っていた。

「別にずっと着てろなんて言わないし、むしろ俺だけの前で着て欲しいくらいだが・・・。どうしても嫌なら、買わなくてもいい。」
な・・によその可愛い台詞。
そんなこと言われたら・・・
「嫌だなんて、言えなくなるじゃないですか・・・。」
堂上はその言葉でふっと笑い、郁の頭に手を乗せた。


「なんで妹に、なんて名目で買わなきゃいけない?」
買ったそれを持った堂上が言った。
郁に言わせるとこうだ。

だって、あたしが隣にいたら店員さんに笑われそうだしっ!
妹へのプレゼントとかってことにしたらそんなことにはならないし!
歩いてるとき袋で気付かれたら嫌だから教官持っててください!!

どこまでも、可愛いというか素直というか。
俺に妹がいることをお前は知ってるが、すれ違うだけの他人が知ってるわけないだろ。
俺がコレ持ってたら確実にお前のだってわかるんじゃないか。
言いたかったがそれを言ったら郁がさらにパニックになるとわかっていたので言わなかった。
周りの目を気にしすぎだお前は。
堂上はまた笑って、早めに歩き出した。

「ちょっ・・早い!」
突然引っ張られてさすがの郁もよろけるが、転ぶことなくついてきた。
「そんなに気にするなら、俺以外の前では絶対着ないな。」
なにかに勝ち誇ったように堂上が言うと、郁はゆでだこになった。
そのままうつむく郁が、小声で抗議する。
「りょ・・寮出るまでに、見られちゃいます。」


見せたくないのも事実だが、見せたいのも事実、だな。
堂上はそう思いながら、走れ、と答えた。


真っ白いワンピースと、真っ赤な郁の対照的な姿を見るのは、もう少し先のお話。










*****コメント*****

郁難しい・・・
似合うよ郁。
私が萌えるからそれでいいじゃないか←






関連記事
スポンサーサイト
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ブログ
もくじ  3kaku_s_L.png ★藤本
もくじ  3kaku_s_L.png ★こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ◇藤本×こばと
もくじ  3kaku_s_L.png ☆和斗×清花
もくじ  3kaku_s_L.png ★いおりょぎ
もくじ  3kaku_s_L.png 藤本家
もくじ  3kaku_s_L.png その他
もくじ  3kaku_s_L.png ・・・不思議。
もくじ  3kaku_s_L.png コメント返し
もくじ  3kaku_s_L.png 記念もの
もくじ  3kaku_s_L.png 裏?
もくじ  3kaku_s_L.png 図書館戦争
もくじ  3kaku_s_L.png 空飛ぶ広報室
  • 【・・・それぞれの。~こばとver~】へ
  • 【・・・それぞれの。~麻子ver~】へ

~ Comment ~

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 苦笑

>ツン様

お気になさらず^^

堂郁は一番難しかったです。
堂上さんは着て欲しいとか素直に言うのか、郁が買うこと承諾するか、着たとしてみられちゃうからお互い気にするんじゃないか・・とか。
結婚フラグ出したかったけど、そうなると堂上さん変態にしかならない気がして←

手柴も悩んでます、でも麻子様は書きやすいので頑張ります!!
管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【・・・それぞれの。~こばとver~】へ
  • 【・・・それぞれの。~麻子ver~】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。