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・・・それぞれの。

・・・それぞれの。~麻子ver~

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「・・・なぁ、お前あれ・・・着てみないか?」
そういって手塚が指さしたのはショーウィンドウの中の白いワンピースだった。
「なによ、めずらしいじゃない。あんたがそんなこと言うなんて。」
言いながら手塚の額に手を当てて、熱はないか、と柴崎はささやいた。



・・・それぞれの。



店の前で語り合うのもばかばかしいので、とりあえずその店に入った。
柴崎もたまに来て、服を買う程度には知っている店だったからだ。
しかし二人ともそのワンピースの前に向かおうとはせず、反対側からゆっくり見て回る。
今回の買い物は、秋物欲しいのよね、との柴崎の発言から決行されたものであり、服を買いに来たことに間違いはない。
手塚は柴崎の彼氏として、こいつに似合う服はなんだろうかと考え続けていた。
そして、あの結論だった。

「で。あんたが着て欲しい服はこれね。」
当然、最終的にそれにたどり着き、柴崎が首をかしげる。
「べ、別に着て欲しいとかじゃ・・!」
柴崎の発言に慌てて訂正を入れると、柴崎がさらに投げ返してきた。
「なによ、あんたが言ったんじゃない。着てみないかって。」
黙り込む手塚を尻目に柴崎はワンピースのタグを見て、それからまた手塚を見た。
「まぁ、あたしには当然似合うとして。言い出しっぺはあんたなんだから、買ってくれるわけよね?」
柴崎がくるりとタグを裏返し、値段を見せる。
彼女へのプレゼントとしては高いのか安いのかわからないが、まぁいい値段だった。

とりあえず着てみなきゃわからないわ、まぁ似合うだろうけど。
そう言う柴崎に連れられて試着室前で待機していた手塚に、カーテンの向こうから声がかかった。
「できたわ。」
言いながらカーテンを開けると・・・

白いから、まぶしかったから。
そう思いたくてどうしても思えない可憐な姿が目に入って、手塚はめまいがした。
まるでウエディングドレスのような、真っ白いワンピースに柴崎の黒髪が美しくコラボする。
すんなり伸びた足はワンピースと同化したかのように白い。
「どうよ?」
柴崎はその場でくるりと回転し、揺れたスカートに手塚はまためまいがした。
「に、似合うよ・・で、お前が欲しいかどうか・・・欲しいなら買ってやる。」
すると柴崎はう~んと唸って手塚を見つめた。
「あたしがこの服着て町歩いたりしたら、町中の男あたし狙いまくりよ?あんたあたしのこと守りきれる?」
挑発しているのはわかっている。
だから、手塚は強気で言い返した。
「当然だ。お前に似合う男は俺しかいないだろ。」
柴崎は少し驚いたような顔をして、うっすら笑った。


「珍しい台詞聞けたわー。あんたも成長したわね。」
帰りながら柴崎がおどけて言うが、手塚は黙ったままだった。
あのとき、背後に店員がいて全力で聞かれてしまったからだ。
「気配くらい察しなさいよエリート。あれが聞かれてなかったら80点はあげたのに。」
言いながら柴崎が70点!と手塚をつつく。
あれ以外の20点はどう稼ぐんだ、と言いかけてやめた。
口で言うことがかわいげがないのは、いつものことで。
かわいげがないことを知っていながら、それも可愛いと思ってしまうのは惚れたからだ。
今の柴崎の発言は、十分可愛かった。
そう思うことにした。

そして手塚は、柴崎にささやかな反撃をしてみた。
「・・お前、服が白かったからよくわかったけど。」

あのとき、顔赤かったぞ。

さらっと言って、柴崎を見る。
うつむいて、小さくそんなことあるわけないじゃない、と囁くが逆効果だ。
柴崎の頬を両手で持ち上げるように顔を上げさせると、周りが白くなくてもわかるほど柴崎は真っ赤だった。
どうやら、反撃は成功だ。

「ふ、服が白かったからなんでしょ!!はいおしまい!帰るわよ!」
手塚の手を振り払い、早歩きで前をゆく柴崎に軽々追いついて手塚はもう一つ反撃する。
「今は、白くないけど真っ赤なのわかるぞ。」
バカバカと連呼しながら騒ぐ柴崎を抱きしめて黙らせる。



いつか、本当のウエディングドレス姿が見たい。
真っ白なドレスと、真っ赤な柴崎が安易に想像できて手塚は笑った。





*****コメント*****

それぞれの、は3人ともほとんど同じデザインのワンピを買うという設定です。
デザインは特に決めてないですが。

書いてて楽しかったですw
読んでくださった方、ありがとうございます^^
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Re: 最ッ高~に、ドキュン!と胸打たれました!

>ツン様
遅くなりましてすいません!

ツン様の手柴クオリティーが高くて私には追いつけません・・!
故にあの程度ですいませんがお許しください!!
やっぱ私は堂郁しか書けないと思い知りました・・
それも書けてないけども・・汗

また頑張りますw

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Re: NoTitle

>tsuyuri様

コメントありがとうございます!

そ、そんなに褒められると調子に乗りますよ私・・!ありがとうございます!
はじめはこばとちゃんに白ワンピ妄想してたんですが、麻子様に着せてみたいと思ったらじゃあ郁にも・・!と白ワンピ三部作ができあがった次第です!
楽しんでいただけたならよかったですw

3人の出会いは考えましたけど、結局男性陣が自分の彼女しか見てませんよ的展開になると私がいらっとするので見送りました!
なので妄想をご自由にどうぞww
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