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空飛ぶ広報室

うさぎの復讐

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またまた槙柚でございます ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

もう止まりませんがな!






時系列は槙柚付き合い始めたばっかりくらいで・・・






「でさぁ~~!いっつもあたしばっかり!あたしばっかりなのよ!!」
いつも通り、グラス片手にほろ酔いの柚木は隣で同じくほろ酔いの稲葉に言った。
なにがあたしばっかり、なのかと言えば。
「槙さんって落ち着いてますからね~~」
微妙に呂律の回っていない口調で、稲葉はこくこくうなずいた。

要するに、槙と付き合い始めた柚木がちょっとしたことで自分だけ動揺してしまうことが悔しい、らしい。

「そりゃあさ!あたしオッサン期間長かったしどう反応したらいいのかわかんないこともあるけどさ!」
もはや怒鳴っているに近い声の大きさで、柚木は言う。
隣でちびちび酒を飲みながらこくこくうなずく稲葉を横目に、柚木の声は突然小さくなった。
「・・ホント、好かれてる感じしない・・・」
言いながらカウンター席に突っ伏した柚木の頭に、稲葉が手を置いた。
「じゃあ~槙さんを動揺させればいいんれすよね~?協力しますよぉ~?」
髪をわしゃわしゃかき回しながら、完全に回らなくなった呂律で稲葉が言った。
「名づけてぇ~、うさぎのふくしゅ~!」
その日は、どうやって家に帰ったのか二人共覚えていない。


不思議なもので、記憶がないはずなのにあの”うさぎの復讐”については二人共ばっちり覚えていた。


「あれ、いなぴょんどうしたのその紙袋。」
広報室メンバーの飲み会の日、稲葉は指パッチン付きでそう尋ねてきた鷺坂を手招きした。
「柚木さんが、復讐するんです。詐欺師鷺坂、協力お願いします!」
部屋の隅でそう囁くと、鷺坂は驚いたように目をぱちくりしたが、やがて大きくうなずいて笑った。
「可愛い仲間のため、全力で協力させていただきまっす!」
そうして、稲葉は作戦を伝えた。

いつも通り、槙の隣に柚木が座り、さらにその隣に稲葉が陣取った。
「あれ、稲葉さん今日はそこなんですか。」
特に稲葉の座り位置は固定されていないが、初めから柚木の隣にいることは珍しいのか、比嘉が言った。
しかし特に気にした様子もなく、全員が席に着いた。
「・・い・・なば。」
わかりやすくそわそわしている柚木が、そっと稲葉を呼んだ。
「なにもここで・・じゃなくてもいいんじゃ・・・」
柚木がそう言うと、稲葉はガツガツ全開でなに言ってるんですか!と言い返す。
「証人がこれだけいるからこそ意味があるんです!柚木さんは覚悟してくださいって言ったでしょ!」
ホントあんたはガツガツね・・と囁くと、ほっといてください人助けなんですから、と返された。

飲み食いし、全員そこそこ酒が回り始めた頃・・・
柚木と稲葉は意図的にセーブしていたが、男性陣はいつも通りの出来具合になっていた。
「いきますよ柚木さん。」
そう言って稲葉は紙袋からパーカーを取り出した。
柚木も意を決したようにうなずいて、取り出されたパーカーに腕を通す。
なにやらごそごそやりはじめた二人に、槙はちらりと視線を向ける。
視界の端っこに入ったのは淡いピンクの、まぁ普通のパーカーだった。

「槙さん!」
はい?と振り返った槙が、フリーズする。
途端にパシャッ、とシャッター音がして、柚木も固まる。
比嘉と片山も一瞬フリーズし、やがて肩を震わせ始める。
乗り遅れたらしい空井も、やや遅れて笑いをこらえるようにうつむいた。

「な・・・・に・・」

フリーズしながらも必死に言葉を探す槙の目の前には―――

うさぎの、耳。
真っ赤な柚木。
うさぎの耳付きパーカーを着せられ、槙が振り向いた瞬間にフードを被せたのである。
これぞ、うさぎの復讐!

あたしは今どうなってんだ!?
ってか結局あたし動揺してない!?
なにこれちょっと稲葉!作戦間違えたんじゃないの!?
柚木は柚木で、自分がなにをしているのかわかっているのにわからなくて動揺しまくりだった。
酒のせいだけではない、この頬の熱さ。


しかしフリーズしたまま結局黙ってしまった槙に、柚木は耐えられなくなった。
やっぱりあたし、好かれてる自信ない。
いつもと違う自分になったら、少しは動揺してくれると思ったのに。
あたしばっかり、槙にドキドキして動揺してる。
「か・・帰る!!!」
涙が溢れそうになる気配を感じ、柚木はそのまま店を飛び出した。

「ほらほら、早くうさぎさん追いかけなさいよ。」
写真を保存しながら鷺坂が槙に言う。
なんだかアリスみたいですね、と比嘉が笑い、空井も納得したようにうなずいた。
「まっきーいいから早く行けって!あのうさぎ、足早いぞ!」
槙は片山にほぼ無理やり店から押し出された。


店を出て、しばらく走ると小さな公園があった。
淡いピンクが目に入る。
ゆっくり近づいていくと、途中で柚木が気づいた。
慌てたように目元を擦り、思いっきりうつむいた。
「・・・俺はアリスですか。」
店で言われた言葉は、まさにそのとおりだと槙は思った。
「・・別に追いかけてなんて、言ってない。」
「っていうか、普通こういうときはブランコとかベンチとかに座りませんかね。なんでそこなんですか。」
消えかけた柚木の反論に被せるように槙は言った。
柚木が座っているのは滑り台の下なのである。
この時間だし、ベンチもブランコももちろん誰もいない。
「どうせ・・あたしは普通じゃないわよ。」

普通に、女らしくいられない。
だから、だからこの男は。

「・・そこだと、俺が隣に座れないじゃないですか。わざとですか?」
何が!と聞こうとして顔を上げると、槙に腕を引っ張られて立たされた。
と、思ったとたん抱きしめられた。
「!?なっ!?」
初めて抱きしめられたわけでもないのに、相変わらずびっくりしてもがいてしまう。
「俺だって、ちゃんと動揺してるんです。ただ、顔に出ないだけで。」
ほら、と槙は自分の胸に柚木の耳を押し付けた。

鼓動が早い。

それがどういう意味なのか理解できないはずもない。
「ちゃんと動揺してるし、あなた以上にドキドキしてます絶対。だから好かれてないなんて思わないでください。」
どうやら、稲葉が事前に言ったようだ。
ガツガツめ・・と心の中で文句を言うが、肩の荷が下りた気がした。
「・・・ありがと。」
そう言うと槙は柚木を離し、フードを被せた。
「それに、すっごく可愛かったので次のデートはこれ着て来てください。」
柚木は再び真っ赤になって槙を突き飛ばした。
「バカか!いい年してこんなカッコで出かけられるか!!」
ここまでそのカッコできたんでしょうが!と槙は笑った。


うさぎの復讐、成功?











*****コメント*****

コメント書くの忘れてました(`・ω・´)ゞ
なにが書きたかったのかよくわかりませんねこれ・・・
とりあえず、柚木さんのうさ耳パーカーを私が見たかったのであります。
絶対可愛いんだよ!!
裏設定として、稲ぴょんも後々やるという設定がありますがw
空リカは書けないので誰かに投げます(笑)
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