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☆藤本×こばと

・・・愛しい人。~永遠に~

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お前が何度俺を忘れたって、何度でも好きにならせてやる




だって俺は、ずっとお前が好きだから。










・・・愛しい人。~永遠に~








”ずっと一緒にいてくれ”の意味をこばとが理解するのにはしばらく時間がかかった。




その間、藤本はあえてなにも言わずにこばとを見つめていた。








やがて、こばとははっとして顔を赤くした。






「あのあの、それってつまり・・・」




完全にパニック状態になったこばとが、若干藤本の腕から逃れようともがいた。




しかし、逃れられないとわかったこばとはあきらめたようにおとなしくなって言った。






「どうして、私を?」






私はドジで間抜けで・・・




いつもご迷惑をおかけしてしまうと思うんですけど・・・






「そんなの知ってる。だからだ。」




藤本は言った。






「はじめてお前に会ったとき、正直絶対に関わりたくないと思った。あんな軽いナンパに引っかかって・・・。」




一緒に働くようになってからもドジばっかで、すぐコケて。




オルガンも弾けないし、変なダンスしてるし。






こばとが落ち込んだように小さくなった。




そんなこばとをみて、藤本は軽く笑い、続けた。








でも・・・。




お前はなににでもまっすぐで一生懸命で。




俺には出来ないこと、いっぱいできるやつだって、気づいたんだ。






だからこそ、お前だけには素直になれなくて。






お前を傷つけたな。






こばとは小さく、しかしはっきりと首を振り、言った。






「私・・・最後に誰かと会っていた気がするんです・・・その人のそばにいたい。どこにも行きたくないと、思ったん




です。」




小さくそうつぶやいて、それはたぶん、と続けた。






「お前が消えたとき、俺はそこにいた。」




たったガラス一枚隔てた手のぬくもりを、感じられなかった。




でも俺は、お前の手が温かいことを知っていた。








「結局、最後まで素直になれなくて。そして俺は、お前のことを忘れた。」






藤本が少し寂しげに言った。




こばとはそんな藤本の顔を見つめて言った。




「今の私みたいにですか?」




藤本はかもな、と言ってこばとの頭をなでた。






「ホントはずっとお前が好きだったのに、そばにいるのが当たり前すぎてわからなかったのかもな。」




寂しげにほほえむ藤本を見て、今度はこばとから藤本に抱きついて叫んだ。






「私、藤本さんが好きです!!今も昔もこれからも・・ずっと好きなんです!!覚えてなくても大事なんです!」




止まりかけていた涙が再びあふれて、こばとは泣きじゃくった。






大事な人を忘れ、傷つけてしまった自分が許せない・・・




こばとはそうつぶやいた。






「大丈夫だ。お前はお前だ。」




藤本はこばとを優しく抱きしめ、つぶやく。








「ずっと一緒にいよう。」








こばと。










こばとの中で、再びなにかが起こった。




激しい頭痛と世界が回るほどのめまい・・・・。






そして・・・








「・・藤本・・・清和さん・・・。」






記憶を失ってから、教えていない名を言った。






「こばと・・??」




何が起こったのか、わからないまま名を呼ぶと、こばとが泣きはらした顔で藤本を見つめた。








「藤本・・さん・・・私・・・。」








「記憶が戻った、か。」




いつからいたのか、木の枝からいおりょぎが降りてきた。






藤本は少しだけ明るい顔になり、つぶやいた。




「よかった・・・」














もしもまた、お前の記憶が消えたって・・・




俺はずっと、お前のそばにいる。




何度でも、俺を思い出させてみせる。






万が一、俺の記憶が消えたとしても・・・




お前なら、そばにいてくれるよな。








もう大丈夫。




ガラス越しじゃない手のぬくもりを、感じられるから。




温かいこの手を離さないと誓うから。








「帰ろう、こばと。」




「はい!」






もうすっかり暗くなった道を、しっかりと手をつないだ二人が歩いていった。














END














*****コメント*****






ああああああ




ごめんなさい、カオスすぎて大変なことに・・・


あたし飽き性なんでね、どんどん新ネタ思いついちゃって。




そっちに走っちゃうんです・・・




ホントにすんません・・・






ちなみに次はァメンバー限定ネタ(*めっさ甘甘??)を考え中です・・ww

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1 ■無題

くっそぅ泣けるww

二人の絆は永遠ですよねっ

甘々期待してます(>∀<)
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