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藤本家

・・・はなはプリンセス。

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お久しぶりです。

まだテスト期間なんですが、ちょい休憩がてら小説をうp。

ほのぼのだと思って読んでください。

今回は双子の妹、はなのお話・・・です?

あ、ちなみに前に書いた出産ネタのときの双子は、そらが兄なんです。
いまさらですかね。

ではどうぞ。

「あのね、はな今度のお遊戯会でシンデレラやるんだ!」

4歳になったばかりの双子、そらとはながそろってこばとに駆け寄った。

妹のはなが目を輝かせて言う。

「シンデレラさんですか?お姫様ですねー。」

こばとは持っていたふきんを置いて二人の前にしゃがんだ。



・・・はなはプリンセス。


「で、そらは魔法使いなのか?王子様じゃなくて?」

仕事から帰ってきた清和にも双子は同じ報告をした。

はなのシンデレラには特に驚いていなかった清和だが、そらの魔法使いにはだいぶ驚いたようだ。

「だって、ぼくマージャ好きだし。」

はなとそらが最近二人で見ている戦隊アニメの魔法使いが、そらのあこがれだったらしい。

「パパ、見に来てくれる?」

こばとはもう行く約束をしたのだろう、心配そうにはなが聞いた。

お遊戯会の日にちと時間はもう前に聞いていたため、もちろん空けておいた。

「行くよ。はなのシンデレラも、そらの魔法使いも楽しみだからな。」

双子の頭に手をのせて、笑いかける。

「パパ、ビデオ撮ってきてね。小春も見たい。」

となりで聞いていた姉の小春が言うと、こばともやってきて言った。

「もちろんです!パパ撮るの上手ですから!」


小春と、はなとそら。

そして、こばとの笑顔が常に隣にある。

そんな些細なことが、なによりも嬉しかった。


そして、お遊戯会の当日。

朝少しだけ早起きして、はなはこばとの元へやってきた。

「ママ、お髪とかして!」

小春とはなは、こばとに似た髪質でどれだけ伸ばしてもさらさらしている。

小春はほとんどこばとと同じ髪型なのだが、はなはストレートに伸ばし続けていた。

「はい。おいで。」

こばとははなをいすに座らせて優しくくしを動かす。

「はな、今日頑張るからね!」

顔が見えない状態でも笑っていることがわかる声ではなが言って、こばとも笑った。

「楽しみです!」


「それでは次は、さくら組さんのシンデレラですー」

さあっと幕が開き、衣装を着た子どもたちが出てくる。

もちろん、シンデレラ役ははなひとりではない。

魔法使いも5人ほどいた。


「かわいいですねーはなちゃん。そらくんは出番まだみたいですね。」

ビデオを撮る清和に楽しげに話しかけるこばとだが、返事がない。

必死にビデオを撮っているのかと思いきや、なにかが違う。

こばとは不機嫌そうな清和を見つめた。

「き、清和さん?」

「・・・・なんか・・・嫌だな、いろいろ。」

「???」

はじめはなんのことだかわかっていなかったこばとだが、ステージのはなを見て理由がわかった。

「清和さん、子どもにまでヤキモチですか?」

くすっと笑ってこばとがからかう。

ステージでは、はなが男の子とやりとりをしていた。

つまり、はながかわいすぎて、幼稚園児相手に妬いていたのだ。

「小春もはなも、こばとに似てるからだよ・・・なんかイライラする・・」

ぼそぼそとつぶやく声が、ビデオに入ってしまうのではないかと心配していたこばとが不意打ちをくらった。

「そんな理由ですかー!?そらくんだって清和さんそっくりですよ!?でも私・・」


そんなバカップル親を気にするまもなく、劇は続いていた。

「12時になってしまったわ、私は帰らなければなりません。」

大勢のシンデレラが一斉に舞台袖に走る。

と、ふいにどたんと大きな音がして、シンデレラの一人が転んだ。

「はなっ!?」

いつもより少し長いスカートで、裾を踏んでしまったらしい。

転んだはなは、泣きそうな顔でうなった。

そこへ、出番を終えたはずのそらがひょっこり現れ、はなに手を伸ばす。

「ほら、はな。」

はなを支えて立ち上がり、袖に引っ込むと、あちこちから拍手が聞こえた。


「なぁ、やっぱりそらは王子の方がよかったんじゃ・・?」

「優しいですね、そらくん。」

あちこちからあがるかわいい、という声につられて、二人は笑った。



「ママー!」

劇が終わって帰るとき、こばとを見つけたはなはまっすぐ飛び込んできた。

膝には絆創膏が貼ってあり、あのあとやはり泣いてしまったらしく、ハンカチを握っていた。

「かわいかったですよーはなちゃん。転んじゃったけど、うまかったです。」

すがりつくはなを抱えて、こばとが言った。

隣にやってきたそらの頭に手をのせて、よくやった、と言ったのは清和だ。

「ねぇママ。はなは、今日プリンセスだった?」

夕焼けの道を歩きながら、はなが言った。

毎週やっているアニメの影響で、プリンセスという言葉を覚えたばかりのはなは、すっかりプリンセスが大好きに

なっていた。

「もちろんです!はなちゃんは、プリンセスです!」

こばとが力一杯言い切ると、はなは嬉しそうにうなずいた。

「ぼくは?ちゃんと魔法使いだった??」

そらは清和に聞いた。

「ああ。王子よりかっこいい魔法使いだったぞ。」

清和にそう言われたそらも、はなと顔を見合わせて笑った。




はなは、プリンセスだもん。

いつも笑顔でいるんだもん。


あの日から、はなはいつにもましてよく笑うようになった。










*****コメント*****


久々だったので手抜きになりました・・・
すいません。

明日でテストが終わるので、そしたらいろいろうpしていきますのでー。

これは、いろいろおかしい作品になってしまいましたが・・・

・親ばか清和

が一番の見所(?)かもしれないですね。

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