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記念もの

・・・はっぴぃばれんたいん。

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こんばんは!

今回は予約投稿の小説です。


バレンタインだから!!



甘いのは、おきまりだよね?













「できたあ!」
双子の千世と千帆が、声をそろえて歓声をあげる。
ピンクと白のエプロンに身を包んだ双子が、同じく後ろで歓声をあげようとしたこばとを見つめる。
「よかったね、こばとさん!綺麗な形にできあがったよ!」
こばとは黄色いエプロンをチョコで茶色く汚し、顔にもチョコが飛び散っていたが、嬉しそうに笑った。
「はいっ!これで渡せます!」



・・・はっぴぃばれんたいん。


バレンタインデーのチョコをどうするか、という話題になったのは2日前。
買い物に出かけてたまたま千歳、千世、千帆に出会ったときのことだ。
スーパーにはバレンタインデーコーナーができあがっていた。
『こばとさん、手作りしないの?』
当然、こばとに渡したい相手がいることは千世も千帆も、そして千歳も知っている。
にっこり微笑みながら、千歳は言った。
『彼は手作りでも手作りじゃなくても、喜んでくれそうだけどね。』
こばとは並べられた手作りチョココーナーを心配そうに見つめ、つぶやいた。
『私、不器用なので・・・失敗したら、渡せなくなってしまいます・・・』
そんなこばとを見て、千世がこばとの服を引っ張りながら言った。
『じゃあこばとさん、私たちと一緒に、ママに教わりながら作ろう!』
千帆もうなずいて、やろうやろうと騒ぎ出した。
『え、よろしいんですか?千歳さん・・・』
千歳はうなずいて、双子の間にしゃがみこんだ。
『じゃあ、材料もう少し買わないとね。』

こうして、こばとは手作りチョコを作ることになったのだ。

「こばとさん、前にもチョコ作ったでしょう?」
できあがったチョコを包みながら、千帆が訊ねる。
確かに、転生する前のバレンタインに、よもぎ保育園でチョコを作ったことがあった。
「作りました。けど、形がめちゃくちゃで・・・みなさんに笑われてしまいました・・・」
星のつもりがヒトデのようにしかならなくて、園児たちに笑われた。
「一番よくできたやつを、あげたんですけど・・・」
渡した次の日、形はひどかったが味は普通だった、と彼に盛大な嫌味を言われた。

今は、あの頃とは関係が違う。

一番大好きな人に、一番綺麗なチョコを渡したい。
恋人、だから。

「大丈夫だよ、こばとさん。すごく綺麗にできたもの!」
うつむきそうになっていたこばとを励ますように、千世と千帆が言った。
「そうよ。これなら絶対、喜んでくれるわよ。」
4人分の紅茶とお菓子を持ってやってきた千歳も笑ってそう言った。




「え・・・?」

バレンタイン当日、こばとは夕食後にチョコを渡した。
貰った清和はさっそくそれを食べ始めた。
のだが。

「ちょっと待て、もっかい言え!」

「だから、それ私が作ったんです。千世ちゃんたちと一緒に・・」

清和は唖然とした顔で残りのチョコを見つめた。
「これを、お前が・・?」
清和の頭の中では、数年前のバレンタインの記憶がよみがえっていた。
チョコを溶かして固めたんだから、味はうまいとして・・・
でもこいつ、いつからこんなに器用になったんだ?
食べかけのチョコを手に持ったまま、二人の間に沈黙が生まれた。

「・・・ですか・・?」
ふとこばとが小さく声を漏らした。
「え?」
慌てて我に返ると、こばとが目にいっぱいの涙を浮かべて清和を見つめていた。
「おいしく、ないですか?」
それだけ言って、ぽろぽろと涙をこぼし始めた。
「ちょ・・違う、そうじゃなくて・・!」
ああもう、なんで俺はうまく言えないんだ。

清和は手に持ったままだったチョコを口に入れ、泣き出したこばとを強く抱きしめた。

「違う、うまいよ。ちょっと驚いただけだ。ありがとう。」
こばとにしか使わない優しい声で、ゆっくりとささやいた。
こばとが腕の中で小さくうなずいて、やがて言った。

「一番大事な人には、一番よくできたチョコをあげたいって思ったんですけど・・・。私、手作りチョコは清和さんの分しか作ってないんでした。」

一番は、一人だけしかいないんですもん。

小さく笑ったこばとがけなげで可愛くて、チョコよりも甘い物が欲しくなった。

「まっ、それはありがたいな。でも俺、もっと甘いもん欲しい。」
意味を知ろうと顔を上げたこばとの唇に、そっと触れる。
チョコを食べたばかりだから、甘さは十分のはずだ。

「来年からもずっと、清和さんだけのために、こばと手作りします!」





家中に漂う甘い香りは、チョコのせいだけではない・・・かも。










*****コメント*****

バレンタイン、私は経験少ないですね。
男子にあげたのは一度だけです。
しかも友チョコ・・・笑

とりあえず、あのときのチョコの形を目の当たりにした清和さんは驚くでしょうね。
てか驚いてください。

新婚・・・かどうかは決めてませんが、とにっかく甘いバレンタインだといいですね。
個人的な希望を込めて、ハッピーバレンタイン!


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